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いびつな「会社の枠」に、人生を押し込めている人が知らないこと

自由人生
★☆いびつな「会社の枠」に、人生を押し込めている人が知らないこと☆★
「会社の空気が、生理的に自分の合わない」
「会社のこのセンスがすごく嫌い」
「この会社のルールの、どうも納得がいかない」
そんなふうに感じたことはないか?
憂鬱な会社にも2種類ある。 1つは「まあ、なんとか納得できる会社」、もう1つは「どうしても納得することができない会社」である。
あなたが所属する会社はどうだろうか? そして、あなたは会社に対してどのような感情を抱いているだろうか?
「会社のルールだから」と、100歩譲って従う。しかしその瞬間、尋常ではない違和感や耐え難い憂鬱感に襲われてしまう。
たとえば、そのせいで体調を崩したり、あるいは「人間性を失う」ような場合もある。 それでも、「会社の枠」に自分を無理やり押し込めると、どうなるか?
あなたの心は、確実に死に至る。
あなたが感じるのは、「達成感」ではない。自分を律することができた「克己心」でもない。 そこにあるのは、「羽をもがれたような敗北感と「息も止まるほどの不快感」だけである。
声を大にして言いたいことがある。
それは、「世の中には、自分の人生のポリシーを失わなくてもできる仕事がある」という真実である。
個性を思いっきり、出して出して出し切って、それでもまだ足りないくらい「個性の発揮」「センスの発揮」が望まれる。 そんなあなたにぴったりな仕事が、この世のどこかに必ずある。
あなたは、それにまだ出会ってないだけ。あるいは、あなたが「そんなものはない」と思い込んでいるだけだ。 私も会社員時代、そんな仕事とは一生出会えないと思い込んだことがある。
それは、あなたの「見ている世界が狭い」からである。見たことがないものは信じられない。それが人間である。
あなたは個性を思いっきり、出して、出して、出しきって、それでもまだ足りないくらいの「個性の発揮」「センスの発揮」が望まれる。そんな仕事を見たことがない。 だから信じられないのだ。
これまで、あなたは、 「楽しい仕事など、この世には存在しない」 と思い込んで、「服従」の人生を歩んできた。
会社のいびつな「枠」に自分自身を押し込め、それこそ人生ごと押し込み、自殺行為を繰り返してきた。
その悲劇を、もうそろそろ終わりにしようではないか。 それが、私からの提案である。
あなたは今、会社に自分を押し込めている。 社会的役割を全うし、報酬を得て、キャリアを積み重ね、ニートになることを避けるために。
会社外の世界を一切見なくなったせいで、もう外の世界を見るのが怖くなっている。
外の世界で通用しない自分、居場所がない自分。
そういう自分と直面するのが、怖いからだ。
会社内で虐げられ、臨界点を指摘された「狩りのセルフイメージ」のまま、会社外の世界も見ようとする。見ようとして震え上がり、再び会社内だけに目を向ける。 なんとも恐ろしい現象だ。
会社の洗脳とは、そういうものだ。そのままでは、あなたの人生は、確実に枯れ果てる。
楽しいものは、何なのか? それを感じる心すら蒸発してなくなる。今こそ、会社の洗脳を解かなければならない。
社外を見よ! 小さな自分を思い知る恐怖に打ち勝て!
あなたの会社など、街の風景の中に無数に存在するコンクリートの小さな箱の塊の1つにすぎない。それは、景色の中に埋もれ、どこにあるかすらわからない。
あなたが身を捧げ、支配され、崇め奉るその聖なる箱。それは、しょせんその程度のものなのだ。あなたを失っても、一瞬小さく混乱するだろうが、またすぐに、何事もなかったかのように周り始める。あなたがそこにいたことすら忘れて。
会社を辞めろと言っているのではない。 会社を辞めずに、会社外で自分が本当に輝ける、自分の体で、ハラワタで息を吸っていると感じられる「遊び」「ボランティア」「サークル活動」「スポーツ仲間」「イベント」「勉強会」「ライフワーク」をまず見出そうと言っているのだ。
その一見、ただの現実逃避に見えるあがきが、あなたの未来をガラリと変える一筋の光になる。心のエスケープゾーンになる。あなたが、ただもの言わぬ憂鬱な仕事道具になることから救い出す。
さあ、心を避難させるのだ。今ならまだ間に合う。
あなたの母は、あなたをこの世に産み落としたときに、幸せを願ったはずだ。先祖だって同じ、激動の時代に必死に命をつないできた。
彼らが「死に体」で生きるあなたを見たら、どう思うか?
もっと必死に生きよう。もらった命を、自分のために、最残の形で完全燃焼させよう。自分のために必死にいきることが、両親や先祖、そして、まわりにいる人も幸せにするのだから。
潮凪洋介・著『仕事に殺されないアナザーパラダイスの見つけ方』より

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