「ムダな努力」の強烈な信奉者だった私が、なぜ“ここまで”変われたのか?

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あなたの努力が報われない本当の理由 ──大好きなことだけして生きていく35の習慣

を来月出版するにあたって。(理事長 潮凪洋介)

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「ムダな努力」の強烈な信奉者だった私が、なぜ“ここまで”変われたのか?

私自身、実にたくさんの「ムダな努力」を重ねてきた。そして、失敗も人より数多く経験してきた。

なぜ、そんなことになったのか?

それらはすべて私の「習性」に起因している。

1つめは、私には、何事も好奇心旺盛で、やりたいことはすべてチャレンジするという習性があることだ。

たとえば、学生時代のアルバイトは40種類を経験した。サラリーマンになっても、会社外の時間を確保し、様々なことに挑戦した。

チャレンジしたもののなかには、すぐに実績が出て楽しいと感じられるものがあったが、まったく成果のあがらないものもあった。

勉強、スポーツ、趣味、仕事……
すべてのものに「カタツムリのように遅い歩み」のものと「ロケットのように成長の速いもの」があった。

前者は死ぬほど退屈で、後者は寝食を忘れるほど楽しくて仕方なかった。

2つめは「嫌いで、成果が出ないこと」でも“これがいいのだ!”と思ったら、ムダな努力を継続できることだった。

20代の頃に就職した会社は、ホントはもっと早々に見切りをつければよかった。
しかし、“そこまで粘らなくても”という粘り方をした。

つまり、私はある意味「根性論」「努力継続論」の信奉者であり、「不得意で嫌いなこと」を“何も考えず実らない方法”で続けられる習性があったのだ。

好きで得意なものにはまれば、大きな成果を残す一方、「嫌いで成果の出ないこと」でも延々とやり続け、「工夫」「効率化」「リストラ」をせずにムダな努力を続けことができた。

しかし30歳のときに転機が訪れた。

周囲で「好きで得意な仕事をしている人たちが尋常ではなく輝いていること」を目の当たりにしてしまったからだ。収入、物腰、自信、社会的影響力、異性からのモテ度、そしてオーラ―――そのどれをとっても“彼ら”には大きく水をあけられていることに気づいたのである。

私が「得意ではない仕事」に「イヤイヤ」向き合っている間に彼らはぐんぐん成長していた。社外の時間は別として、“就業時間”の過ごし方が間違っていたのだ。挑戦することよりも「失敗しないための仕事」に終始しているうちに、私は彼らに置いてけぼりを食ってしまったのである。

「嫌いで不得意なことは仕事にしない! 遊びにもしない!」「嫌いで苦手な人間とは付き合わない!」をモットーに、それを実現化していったのだ。そう決めて以降、さまざまなビジネスがうまくいくようになった。

本は65冊出せたし、目黒に自社ビルを建てることもできた。なにより、私自身、やることなすことすべてがうまくいっているように感じていた。しかし、ここに大きな落とし穴があった。

「好きなことしかしない」

この習性が、「好きだが得意でないものに手を出す」「市場性のないもの、収益性のないビジネスをやってしまう」「効率化を考えない」「散漫になる」などの弱みに変わっていったのだ。
これは、“好きなことしかしない人”が陥りがちな、典型的失敗例である。

楽しいけれど金銭的には報われない――そんな努力である。

もちろん遊びならいい。しかし遊びと仕事の境界線をつくらない私は、「あれ? なんかおかしいぞ?」と思いながら続けていた。印税の収入や出版周辺ビジネス、さらにはイベントや広告関連ビジネスの収入は十分にあったものの、周囲の経営者のビジネスの仕組みとくらべ、商売の規模の小ささを幾度となく思い知った。

イベントや交流会をすれば、様々な業界の成功者とも触れ合う機会が増える。彼らは、私の出版周辺ビジネスの何倍も効率よく、お金を稼いでいた。一方、私は「楽しきゃいい!」でさほどビジネスモデルに工夫をしていなかった。

そしてあるとき、 「もっと効率よく稼がないと……」
と思い直した私は、あらゆる角度から調査、研究、取材を行い、「好きなことをする」だけでなく「収益性のよいビジネスモデルで勝負する大切さ」を学んだ。

そこで、自分の商品やサービスを、市場性、社会的ニーズがあるところに集中投下したのである。
その結果、「楽しみながら成果の出る仕組み」が出来上がり、今でも成長を続けることができている。

ビジネス論になってしまったが、これは「好きなことをして生きたい人」という人が肝に銘じておかなければならない現実である。「効率的に利益をあげる」――これなしには「楽しい仕事」も「楽しくなくなる」のだ。

働き方改革が叫ばれる現代において、あなたは、社内だろうが、社外だろうが、自分にあった努力を選ぶ必要性に迫られている。

まもなく、努力の場所が限定的な“旧時代”は終わりを告げるのだ。良好な人間関係を保ちつつ、好きで得意なことを市場性のあるビジネスモデルのなかで展開する――

あなたも、ぜひ、これを意識して取り組んで頂ければ幸いである。
そのためにはまず、自分の心に正直になることだ。
自分は何が好きで、何が得意なのか?

「好き」に蓋をせず、だれに遠慮することもなく、子供時代の夏休みの宝探しのような気持ちで探してみよう。ときには、迷って、悩んで、焦って、とまどうこともあるだろう。あるときは、興奮で眠れない日もあるだろう。それも全部、あなたが正しい努力へ向かうためのひとつの通過点である。

深く学びたい人は、毎月数回開催の、小生の勉強会にぜひ参加してもらいたい。そして、あなたの疑問点、希望、志を小生にぶつけていただきたい。

「あれをやっておけばよかった……」

たった一度の人生が、そんなふうに幕を閉じることがないよう、しっかり夢を見て、努力の方法を選んでほしい。

いつかどこかで直接お目にかかれれば幸いである。

潮凪洋介

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