
理事長の潮凪洋介です。
今日は、私自身の経験を振り返りますーーー
過去に書いたエッセイからお届けします。
【何1つ納得しないままの日々】ダサいことに、心を殺して「素敵ですね」と言い続けた日々
先祖びとの多くは、今の私たちにくらべて自由ではなかった。
彼らはあらゆる障壁からの自由を求めていた。
身分制度からの自由、
住む場所からの自由、
病気からの自由、
貧困からの自由
など、さまざまである。
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今、私たちは自由な時代に生きている。
多くの血が流れ、平和を自由を勝ち取ったはずの今の日本。
それなのに、自分を失い、自分らしさのかけらもないまま、ただ呼吸し、食物を摂り、労働し、睡眠するだけの人が大勢いる。
こんなに自由な時代に、なぜ生き甲斐をもって“生きることを楽しむ”ことを選ばないのだろうか?
「生きるためには仕方ない」
たしかにそれはあるかもしれない。
私たちの多くは、社会に出て“揉まれる”という過程を経て、“生きるための処世術”を身に付け、通称“立派と言われる社会人”になる。
これは、筋違いに怒る人や、嫌な人ともケンカせずに、会社のマニュアルどおりに、穏便に人間関係を乗り切るテクニックを身に付け、あるいは不条理な上司に心を殺して従う技術を身に付けるということでもある。
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私たちは、そのようなテクニックを習得したおかげで、会社もクビにならずに生活してゆけるのだと思う。
しかし、それにも限度があるのではないだろうか?
“これは違う”と思っていることを、押し付けられ、人間として間違っていることを命令され、それでも作り笑いをし、許せないことを言われつつも笑顔で毎日付き添い、ダサいことに、心を殺して「素敵ですね」といったり―――
そんな状況に陥ってしまう人も多くいる。
しかし、そういった「自分に嘘をつく」ことの連続の人生が、あなたの人生を“生ける屍”にしてしまうことがあることを覚えておきたい。
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私にもそのような経験がある。
上記に書いたマイナス要因、すべてが当てはまる会社で、毎日自分の心を殺して働いていた。
立派な“社会人”になるためだ。
入社後3年が経ち、私は「大人」と呼ばれる立派な会社員になった――
しかし、同時に職業上で自分の好き、信条、哲学、道徳感、センス、在り方、が1つも表現できなくなったのだ。
なに1つ納得しないまま、日々にただ耐えた結果、大切なものを失ってしまった。
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私は、自分の風を吹かし「ビジネスに野望を馳せる」という積極性を失くしてしまった。
自分らしさ全開だった人生のすべてを否定し、昼間の就業時間を過ごし、子供の頃に思い描いた将来像とはかけ離れたビジネスタイムにたどりついてしまったである。
日々、「大人になること」と引き換えに失った自分らしさに虚無感を感じていた。
社外でおこなっていたイベント活動では、思い切り自分の風を吹かせまくっていたので、昼間のみじめさが余計に鮮明な痛みを運んできた。
昼間の就業時間の「自分の風」の風速は、当時完全に無風状態――
0メートルまで落ち込んでしまっていた。
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先祖人は、あなたにもっともっと「自分の風」を吹かせてほしいと思っている。
自分の風を吹かすということは、自分の好きな仕事や遊び、社会活動をして、その感動を人々に伝え、誘い込み、影響を与える人間になれるということである。
自分の世界観をSNSなどから自分の言葉で発信することや、自分主催の集まりやイベントを開催することなども含まれる。
もちろん、大好きで得意な仕事で大成功することも含まれる。
あなたが、自分の風を吹かせない理由は何だろうか?
「自分なんかが風を吹かせたら、上司や、先輩や親から“100年早いよ”と言われそう…」
といった妄想を勝手に描いているからではないだろうか?
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そういう依存的自意識がマインドブロックになって、行動できない人が大勢いる。
多くの人が自意識過剰になって、勝手に自分を殻に閉じ込めてしまう行為を自分に課しているのである。
私の場合、1社目の上司の言葉「おまえなんかどこの会社いったって使い物にならねえよ」が引っかかっていた。
だから2社目のさきほどの会社を辞めることができなかったのである。
「世の中、甘くないわよ、夢みたいなこと言ってないでまじめに働きなさい」
これは親の口癖だった。
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それもまた、不毛な職場で5年もの月日を費やす原因となってしまったのである。
しかし、実際、会社を辞めて自分の風を大きく吹かすつもりになってみたら、上司や親の予想やいましめは、すべて大外れ!
本気になってみたら、実際はうまくいくことが多く、自分でも驚くほどだった。
私自身、うまくいっているビジネスの9割は「自分風を自分本位で吹かせた先」にあるものである。
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出版も、講演も、イベントも、出版プロデュースもすべてそうだ。
これだけははっきり言いたい。
悪いことは言わない、あなたもしっかり自分の風を吹かしていこう!
もっともっと、自分らしい世界観を世の中に打ち出してほしい。
それこそが、あなたの本当の生き方なのだから――
どうか“立派と言われる社会人”になることと引き換えに“自分の風”を、完全に失うことだけは避けなければならない。

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