楽しみがない!
そんなことを言っていても始まらない。
楽しみは自分でつくらないといけない。
まずは楽しい遊びとの出会いである。次にそこで自分を取り囲む人との「縁」である。友達や仲間をつくり、そこから生きるための「心の栄養」を得る。
誰も友達がいないなら、雄大な風景に包まれに1~2時間電車に揺られてみる。それでもいい。大自然が創ったパラダイスに身を委ね、気持ちを癒し、パワーをチャージする。視界がすーっと広くなり、心地よい呼吸がよみがえり、生きる喜びが漲り、我が命に感謝の気持ちが沸き上がる。
しかしその感動は誰かと分かち合うことでこそ本物になる。人間のパラダイスは誰かと共感できてこそ完成する。共感の連鎖、分かち合いがあってこそ人間は本当のパラダイスを実感できる。楽園をイメージするとそこには必ず人間の笑顔が存在する。
すばらしい景色、豊富な食べ物、魅力的な異性、すばらしい友、愛に満ちた家族が思い浮かぶ。ひとりぼっちのパラダイスなど存在しないのである。かならずそこに「誰かの笑顔」と「寄り添い」がある。
よく「どこかにパラダイスはないかな・・」とぼやく人がいる。たしかに人の織りなすパラダイスコミュニティはこの地球上に無数にある。でも、それをしっかりと自分のものにして、それをさらに育てる意思、情熱のない人には一生パラダイスは訪れない。
それは「サービスを望むお客と変わらない」のである。本当のパラダイスは自分で作り上げる人間関係のなかにこそある。まず足を運び、空気を感じ、合う合わないを判別し、その場所や人と今後も接点を持つかどうかを判断する。そういう場所や人を増やす。
そこでの喜び、安心感を蓄積してゆく。なかにはあわない場所や人もいる。それは淘汰してゆく。
すると心のなかに自分なりの理想の人間関係がおりなすパラダイスが芽生え始める。そこで微笑む面々、彼らを集めたい場所、この2つの「具」こそあなたに必要な「パラダイス」、本物のAnotherParadiseの「原始細胞」である。
実際に集めて会合を催す。その勇気を振り絞り、実際にその当日を迎えた日、あなたは本当のパラダイスの入り口に立つ。
「なんかいいことないかな」
そうやってひとりぼっちでぼやいていた時のあなたとはもう違う。AnotherParadiseとともに最強の人生を歩める。そのレールに乗ったといっても過言ではない。失った自分らしさが怒濤のように蘇りはじめる。孤独は消え、友情と愛に満ちた楽しい楽しい日々が訪れる。
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