自由人生塾ブログ

いい人をやめれば仕事も人生もうまくいく

ビジネスマン
「お人好しな性格のせいで損な役回りを押し付けられ、悩んでいる」「愛想笑いは得意だけれど、実は自分に自信が持てない」
そんな俗に言う「いい人」に陥っている人が大勢います。今回は「いい人癖」を卒業し、自分軸を持って仕事に向き合うための4つの考え方についてご紹介したいと思います。当コラムを読んで今すぐ「いい人」を卒業し、スマートなビジネスライフを掴んで頂けましたら幸いです。それではさっそくいってみましょう。
1.「任せる勇気」を持つと自己嫌悪が消える
責任感が強い「いい人」が陥りがちミス、それが「なんでも自分でやってしまう病」です。いい人ほど「人に頼むことは悪いこと」と信じています。ところがその結果、納期に遅れたり、ミスをして自己嫌悪に陥ってしまうものです。考え方を変えましょう。仕事を頼まれた人は「活躍の場」を与えてくれたあなたに感謝の念を抱く―――この事実に気づいてください。一度勇気を持って仕事を手放し、誰かに任せてみませんか?その瞬間、あなたのビジネスは気持ちよくスムーズに回り始めるはずです。
2.迎撃フレーズを持ち、攻撃に備えよう
意地悪をされても「言われっぱなし」――それが「いい人」の特徴です。なかには「聞き流す」といった「大人の対応」では攻撃をやめない″しつこい相手″もいます。そんなときこそ「迎撃フレーズ」を駆使しましょう。迎撃フレーズとは相手の失礼な物言いを撃ち落とし、シャットアウトするための「セリフ」です。「いいかげんにしてもらえますか?」「そんなこと言われると気分が悪いですね」「謝ってもらえますか?」と、とっさに返すのです。この一言を言うだけでその後の人生が一瞬で快適に変わるのです。少なくとも言われっぱなしで泣き寝入りすることとは無縁になります。
3.気持ちよく断る方法を身に付けよう
頼ってくれたのだから期待に答えよう――そういう気持ちにタダ乗りしてくる相手に遭遇したら?ときにはボランティアも人間の成長にはには欠かせません。しかしそれだけではスマートなビジネスキャリアを重ねることはできません。ここで大切なこと。それはあやふやなYESよりも明確なNOを言うということ。相手の立場ばかりを過剰に尊重せずに、自分の都合もしっかり加味して意見しましょう。ここで大切なことがもう一つ。それは明確なNOを言ったあとには、明確な代替案を言うということです。

4. 会社は人生の1ステージに過ぎないと割り切る。

生真面目と言われる人は「会社が人生のすべて」だと思い込んでしまう傾向があります。一度の失敗で自分の全人格を否定してしまう人もいるほど。しかし、そもそも会社は人生の1ステージでしかありません。試しに遠くのビルから職場を眺めてみてください。日々起こっていることは小さな箱の小さな窓の中での出来事ですね。このように割り切ったとたん視界がパッと開けます。自分が進むべき道について冷静に客観的に判断できるようになるのです。流されない「軸」を発見することができるのです。
さあ、いかがでしたか?スマートなビジネスライフをつくるためにも、ときには自分と向き合い、働き方の「軌道修正」をおこなう必要があります。成果を上げることに集中することも大切ですが、自分の本当の心の声に耳を傾けることも重要なのです。食事をするのも忘れるぐらい働き詰めになったり、休日もままならない生活をしたり――はたしてそれが「充実」と言えるでしょうか?
今こそ流される「いい人」を卒業し、しっかり自分の人生を生きて頂けたら幸いです。
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