自分の「勘」と「モノサシ」を思い出せ
~もうそれ以上会社のルールで物事を考えるのはやめにしよう~
私たちは会社に入って教育を受けた。その時ささやかな葛藤も覚えた。やがて「これでいのだろうか?」という無駄な抵抗をやめ、立派な会社人になってきた。体制に逆らったり、自分らしさに無駄にこだわる機会もどんどんなくなってゆく。
軍事国家は国民の統率のために国民を洗脳して言うことを聞かす。会社組織もまったく同じである。
だからこそ経済活動が可能になる。私たちは会社に入社したころ「これがルールだ」「あれがしきたりだ」「そしてこれがノルマだ」と毎日洗脳され続けた。試用期間で立場が弱く、頭の中がまだ真っ白な新入社員はスポンジが水を吸うようにみるみる「洗脳」されてゆく。
心では「何いってんだか」と思いながらも上手に僕も「洗脳」される振りをした。20代の頃の僕には会社がとても不自然でつまらない場所に思えた。あのとき「オレは自分らしさをうしなわねえ」と言っていたやつらの多くも、いまではすっかり、からだの隅々まで「洗脳」を行き届かせている。いまでは新入社員を洗脳する側になっている。
自分らしく輝いているやつもいるが、多くは「ああはなりたくねえ」とかつて思ったその張本人になっている。「立派な大人」「世間を知った大人」と称され自己実現したつもりになっている。しかし彼らのなかには少々病的な「洗脳」に人生をコントロールされている人もいる。会社の価値観、世の中を見る視点があたかも社会全体の「価値観」であるかのように錯覚してしまう
感覚を忘れてゆく
好きな嫌いか?
面白いか面白くないか?
それすらもわからなくなりはじめる。
そうすると自分らしさはどんどん消えてゆく。
自分が自分じゃなくなる?
そんな悲しいことはない。
なぜならもうそこに「自分が存在しなくなる」ということだから。
会社の考え方
誰かの考え方
そうじゃなく、自分の心の底から聞こえる自分の声に耳を済ます
そこからあなたの本当の生き方との出会いが始まる。
どんなパラレルワークに着手したらよいのかがわかるようになるのである。
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